第2回目 3月の活動 伝統文化の紹介と抹茶の嗜好調査
3月に入り、季節的には秋になりましたが、暑い日がまだまだ続いており、残り少ない夏を満喫しながら元気に過ごしています。
日本語の授業
日本語のクラスの授業では、ひらがななどいわゆる日本語の基礎的な部分も教えていますが、季節ごとの日本の伝統行事についても教えています。
今月は、日本ではひな祭りがあったことから、ひな人形のクラフト作成やブックマーク作りなど教材を準備し授業を行いました。例年、ひな祭りについての授業は何かしらするらしく、ひな祭りの日にちや人形を飾る風習など、大まかな情報は子供たちも知っている様子でした。
今回もビデオやパワーポイントを見せて紹介をしたのですが、合わせて島根県(出雲地区)のひな祭りは4月3日に行われるということや、島根県には、ひな人形の形をした和菓子が作られているということを紹介したところ、「どんな味なの?」「おいしそう!食べてみたい!」などという質問や意見がたくさん出ました。お茶に加えて和菓子のことも海外の人たちの反応が良かったです。

写真1:ひな祭りの授業をしている様子です。お雛様とお内裏様を折り紙を使って作りました。
また、今月は、イースターのお祭りがあるため、それにちなんで折り紙でイースターバニーとイースターエッグを作るイベントを開きました。両国の文化を交えながら教材を作るのはアイデアを出すのがなかなか大変ですが子供たちが楽しそうに取り組む姿を見るととてもやりがいを感じます。
日本語を一緒に担当している先生に「日本語ネイティブとして私が教えられないようなことをたくさん子供たちに教えてほしい」と言われているので私自身も日々日本の文化や島根県のことについて学びながら教材等を作っています。日本の文化というものを改めて勉強しながら教材を作っているため、自国の文化についても新しく気づくことや発見が沢山あります。
休憩時間は、子供たちとよくバスケをして遊んでいます。オーストラリアは、バスケやフットボールなどスポーツが盛んで子供たちも夢中になって遊んでいます。全校約430人もの子供がいるので名前を覚えることに苦戦をしていますが、スポーツを通じて子供たちと関わりを持つことで名前や性格等を理解することにもつながるので、大学で保健体育を専攻していてよかったなと感じています。

写真2:昼休みにバスケをして遊びました!授業以外にも子供たちと積極的に関わりを持つことを意識してます。
抹茶の活動
抹茶の活動については、今回は抹茶のデザートを作って施行調査を行いました。イースターでは現地の人は沢山チョコレートを食べるのですが、多くの人が”chocoholic”("チョコ依存症"と呼べるくらいチョコが好きな人が多いという意味)だと言っていました。
抹茶はチョコレートとの相性も良いため、チョコと抹茶を組み合わせてデザートを作ったら抹茶に苦手意識を持っている人でも楽しんでくれるのでは?と思い、余ったイースターチョコを溶かし、ナッツやコーンフレークなどを乗せ、冷やした後、仕上げに抹茶パウダーを乗せて出しました。即興&独断で作ったため見た目は良くなかったですが、抹茶をそのまま飲むことに抵抗があった人も「おいしい!」と言って食べてくれました。
抹茶は外国ではスイーツとして楽しまれることが多く、お抹茶を”飲む”ということに抵抗がある人が多いようで、私たちがおいしいと感じる抹茶独特の風味は外国人からしたらかなり苦味を感じるらしく、島根県の抹茶の良さを伝えるためには、抹茶を点てるだけでなく、スイーツとして提供して行くことも一つの手だということが分かりました。

写真3:ホストファミリーとその家族、親戚と一緒にイースターをお祝いしました。みんな暖かくてとてもやさしいです。
日本語や日本の文化を教えることは、一見、日本人だから簡単でしょ!と思うかもしれませんが、やってみると自分たちが当たり前に思っていることが外国人にとっては疑問点だったりもするため、外国人ならではの視点の質問も多く、うまく答えられないことも多いです。
また、日本の行事の説明となると古くからの伝統や宗教観的な部分を含めて英語で説明をしなければならないので日々失敗しながらより良い表現や方法を探っています。
島根県のことを宣伝するということを意識して教材を作っているため、日本のことに加えて島根県のことも調べることが多いのですが自分自身も新たな発見や気づきがたくさんあります。
これからの季節、オーストラリアは寒くなってきますが、日本は桜の季節が来ます。そのため、今は桜にちなんだ授業を計画しています。お花見では、団子や和菓子に加え、抹茶を楽しむ人も多いため、それらのことを島根県の和菓子・抹茶文化を伝えながら宣伝していきたいと思います。

写真4:休日にホストファミリーと一緒にカラーランに参加をしました!童心に帰って、楽しみました。










