オーストラリアでの生活がスタートしました。これから約1年間、小学校で日本語教師として勤務しながら、日本語の指導や島根県のお茶、文化の発信をしていきます。


派遣前には、シドニーで日本語指導に関する研修やオリエンテーションを行いました。
シドニーでの研修では日本語指導に向けた研修やオーストラリアで暮らしていくに当たっての注意点等についてのオリエンテーションを受けました。
また、シドニーで現役で日本語教師をしておられる日本人の先生に指導を受けながら、研修日までに考えてきた授業案をもとに模擬授業をしました。英語で日本語や文化を教えるという間接法を用いて授業を行うため、自分の英語力の拙さを痛感しましたが、講師の先生からも様々なアドバイスをいただき非常に良い経験になりました。
シドニーは4日間という短い滞在期間でしたが、ホストファミリーに実際に中村茶舗の抹茶を点てて抹茶の歴史等について紹介したり、島根県についても動画を用いて魅力紹介しました。

中村茶舗の抹茶を紹介し抹茶を点てている様子

写真1:中村茶舗の抹茶を紹介し抹茶を点てている様子


その後は、メルボルンに移動し、派遣校であるWarranwood Primary Schoolにて本格的に活動が始まりました。今月は、授業の運営のアシスタント、教材づくり、発音やライティングのお手 本などを行いました。
月曜日から金曜日、週に17コマの授業を担当し休日は次週の授業の教材づくりをするため、毎日慌ただしい日々ですが、とても充実した日々を過ごしています。
授業数が多い分英語を使う機会も増え、毎日新しい語彙や表現を吸収できる環境にあるため、日 本語を教える立場ではありますが、私自身も子供たちや先生などから英語を教えてもらいながら生活しているので、語学力の向上にはお互いとても良い環境であると思います。

初週は全クラスで自己紹介をしました。その際に自分の出身地についての質問が多く来たため、さっそく島根県について用意したスライドを元に紹介してきました。
授業を行う際に自分でパワーポイントを作ったり、教材を提案したりしていますが、教材の中に島根県にゆかりのあるものを交えたり、自己紹介の時は島根県についての紹介をする時間を取らせてもらいました。

オーストラリアは様々な国籍、バックグラウンドを持つ人が集まっている国なのですが、やはり日本人気は非常に高く、日本に行きたい!日本のことを知りたいと思ってくれている人がとても多いです。しかし、”島根県について知っているか”という質問を全学級の子供たちや学校の先生 たちにしてみたところ、一人も知っている人がおらずショックを受けました。ですが、その後に抹茶をはじめ、お城や日本神話など島根県にゆかりのある媒体を使って紹介してみたところ皆さん興味深そうに聞いてくれました。
やはり、島根県には外国人にとって、魅力のあるものが多いけど知名度が低いというところが根底にあると感じたので、今後も教材等で島根県を活用し、知名度にもつながるよう工夫していきたいです。

日本のマナーについて授業をしている様子

写真2:子供たちに忍者ソングを教えている様子

子供たちに忍者ソングを教えている様子

写真3:日本のマナーについて授業をしている様子

また、”島根県から持ってきた抹茶を用いてお抹茶交流会を開きたい”と相談したところ快く承諾してくださり、さらに近隣の小学校にも相談をしたところそこでも是非行ってほしいという許可を得たので、より広く島根のお茶の魅力が発信していけるのではと思います。
派遣先の学校にいる日本人は私一人であるため、日本文化や日本語について深く説明する機会が多くあります。また、自分のやりたいことをどんどん提案してほしいと言われたので、その中でいかに島根県を交えた教材を提供し生かしていけるかが島根県の魅力発信につながると思うので、任された授業などは特にしっかりと準備をして目標達成できるように努力していきたいです。
また、派遣先以外の学校とも交流を持つことができそうなので、積極的に様々な交流会や活動を提案し、活動目標であるお抹茶の交流会をはじめ、様々な場所で島根県の魅力を発信していけるようにしていこうと思います。そのためにもまずは新しい環境や学校の生活に早く慣れようと思います!