今月も相変わらず気温が氷点下の日が多かったですが、雪が降る日が全くなく、12月と比較するとあまり寒く感じることはありませんでした。
また、北京で生活して約5ヶ月経ちますが、2、3回ほどしか雨の日がなく、極めて乾燥しています。これまでは雨の日が多い山陰で生活してきたので、北京に来て、より気候の違いを実感し、驚きました。

1月の上旬には期末テストが実施されました。今学期を締めくくる重要なテストということもあり、年末年始はほとんど休むことなく、ほぼ毎日のように友人と一緒に、図書館へ行ってテスト勉強をしていました。

結果として期末テストでは、ほとんどの科目で目標通りの結果を出すことができたと思います。特に、私が達成感を感じることのできた科目は、汉语口语课(中国語会話)です。この科目は、私が最も苦手としている中国語の会話を練習する授業です。期末試験は、先生と一対一で対話をするという内容で、それほど上手くいった感覚がなく、自信はありませんでしたが、テスト終了後に先生が「最初のころに比べてずいぶん成長したね」と言って褒めてくださったので、非常に嬉しかったです。

やはり中国では旧暦のお正月である春節のほうが重視されているようで、年末年始の独特な祝日の雰囲気がなく、不思議な感覚になりました。また基本的に、新年は1月1日だけがお休みで、2日からは、また学校に行ったり仕事に行ったりと日常に戻っており、日本とは異なり非常に興味深かったです。

 

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写真1 この写真は年越しのカウントダウンの会場で撮影したものです。会場は非常に賑やかで、集まる人の多さに驚きました。中国語でカウントダウンをして年越しをするのは初めてだったので、新鮮な体験をすることができて良かったです。 

また、以前に作成したアンケートフォームの改良と、実際にアンケートを実施する際に使用するソーシャルメディアの選定をしました。当初は、日本でもよく使用されている「Google forms」を使ってアンケートを実施したいと考えていましたが、中国国内ではGoogleを使用できないので、これまで代替できるソーシャルメディアを探してきました。特に、より多くの人に回答してもらえるように、“手軽に回答できる”という条件を重視しました。 

結果として、実際にアンケートを実施する際には、「微信(=WeChat)」という中国版のLINEといわれるアプリケーションを活用していきたいと考えています。「微信(=WeChat)」は、ほぼすべての中国人が日常的に使用しているコミュニケーションツールなので、手軽さという面においては最も適していると考え、選定しました。

今後は、以前に実施した、様々な国籍の留学生を対象としたヒアリングの結果等を参考にして、質問項目を改善していきたいと考えています。また、これまでに中国人が実施しているアンケートに回答する機会も何度かあったので、その経験を活かし、回答者側の立場にたってもう一度アンケートの質問内容や項目数を見直していく予定です。

 

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写真2 これは「皮蛋(ピータン)」の写真です。ピータンとは、アヒルの卵に石灰や泥などを塗りつけ発酵させた中国発祥の食べ物です。私は人生で初めてピータンを食べました。見た目は一般的な卵とは全く異なり黒いですが、味は非常に美味しかったです。