第2回目 10月の活動 中国語の学習や現地での情報収集
中国での生活も約2か月が経過し、環境にも慣れて多くの友人ができました。他の国から来た留学生の中国に留学に来た経緯や動機を聞くと、人それぞれで非常に興味深く、またそれが自身の留学生活の質を向上させるうえで良い刺激となっています。
私が履修している授業は主に口语课、综合课、写作课の3種類です。口语课では、リスニングやスピーキングの練習をしています。综合课では,主に読解の練習をしており、毎回いくつかの長文を読んでいます。写作课では、毎回作文を書いて、先生に添削をしてもらっています。どの授業も必ず課題が出されるので、授業後の課題と復習、予習は欠かせません。また、クラスの前に出て発表する機会も多くあります。
11月の初めごろには中間試験が行われる予定なので、それに向けてしっかりと勉強をして万全な状態で試験に臨めるようにしたいです。
中国国内では中国政府が定める有害サイトや外国からのオンラインリソースをブロックし、閲覧を遮断するためのグレート・ファイアウォールがあります。
そのような環境の下で、インターネット上からどのような情報がどれぐらいの量アクセス可能であるか実際に調べてみました。
例えば、島根県のホームページを検索してみると、中国国内のサイトと比較すると少し時間はかかりますが、アクセスすることができました。
アクセスはできたものの、言語の設定を日本語から中国語に変更しようとすると、写真1のような注意書きが出てきました。それに同意して実際に翻訳後のサイトを見てみると、翻訳が不正確だったり、日本語のままで表示されていたりしていました。
(写真1)
また、プロモーションビデオをYouTubeで公開していると書いてあり、URLを押してみましたが、中国国内ではYouTubeを使用できないので、閲覧することはできませんでした。
今後動画での発信をする際には、YouTubeのみならず、「哔哩哔哩」や「优酷」など中国で人気の動画サイトでも動画を公開できるようにする方法がないか考えていきたいです。
これから、現地の中国の方々が日本、あるいは島根県に旅行に来る前に、中国国内からどのような情報がどれぐらい閲覧することが可能なのか、またその情報の正確性はどうなのかについて引き続き調べていきたいです。また、島根県の観光に関する情報と他県の観光に関する情報の量の差がどれほどあるのかについても調べていきたいと考えています。
写真2は中国の伝統的な美食であり、朝食として最もよく食べられている「包子(肉まんのようなもの)」です。中国では外食文化が発達しており、朝早くから多くの店が営業しており、種類も豊富で、特に「包子」や「油条」というような中国の伝統的な朝食がよく提供されています。
写真2 早餐包子