中国語の学習

今学期は、HSK(汉语水平考试)という中国語の語学力を測るための検定の対策を行ってくれる授業を履修しています。現在は、クラスメートと一緒にHSK6級の取得に向け、毎日一生懸命に勉強しています。授業では、過去問を解いたり、模擬試験を実施したりなどして、常に本番の試験を意識しながら学習しています。
授業以外の時間は、毎日最低でも、問題集の1単元分をこなすようにしており、少しずつではありますが、着実に語彙の量は増えてきていると思います。また、より多くの問題を解くことによって、問題の出題傾向などをつかむことができるようになってきました。                                                      今後は、さらに多くの検定問題を解き、今まで以上にインプットの量を増やしていきたいです。そして、インプットした語彙や文法知識がしっかりと定着するように、復習も欠かさず行っていきたいと思います。                                                      

学部の授業の受講

3月の上旬は、履修登録期間であり、受講する授業を決めるのに少し苦労しました。中国の大学は日本の大学とは異なり、その学期に開講される予定である授業のシラバスはなく、授業名のみが公開されます。そのため、授業名だけを見て、少しでも気になるものがあれば、学部を問わず、すべて受講しました。   

実際に受講してみて、内容的に興味深いと感じた授業がいくつかあり、その中から語学のクラスの授業との兼ね合いを考えながら授業の選択を行いました。また、授業の時間がかぶっていなくても、学部の授業と語学の授業はそれぞれ別のキャンパスで開講されるので、移動時間なども考慮しなければならず、授業の選択肢はあまり多くありませんでした。  

そして最終的に、履修する授業をすべて決めましたが、私が最も興味を持っていた授業は、受講者数が定員に満たず、開講されないことになったので非常に残念でした。ただ、中央民族大学で開講されている授業のなかには、民族に関する授業が多くあったので、それを履修することにしました。日本では、民族という概念があまりなく、民族に関することを学習する機会もめったにないので、非常に新鮮で、興味深いです。この民族に関する授業を通じて、新たな知識や価値観を取り入れ、さらに自身の視野を広げていきたいと思います。                                                           

イベントの参加

3月17日に在中日本大使館で日本人と中国人の新成人を対象とした日中友好成人式が開催されました。

写真2:日中友好成人式

写真1:日中友好成人式

写真1は、日中友好成人式の会場にあったボードを撮影したものです。このボートに、日本人と中国人の成人式参加者がそれぞれ自分で名前を書きました。                                                       日本人と中国人の同じ世代の若者が集まる機会はあまり多くはないので、参加することができて良かったです。今後、さらに日中の友好関係を促進していくうえで、お互いの文化や習慣を体感しながら交流し、理解を深めることができて良かったです。                                               今後はこのような日中友好に関するイベントはもちろんのこと、国籍を問わず様々な人々と積極的に交流し、自身の世界に対する視野を広げていきたいです。 

 

北京は3月の中旬までは、それほど気温が上がらず、風が強くて寒かったです。ですが下旬ごろになると、少しづつ気温が上がってきて、太陽の照っている日中は暑く感じる時もありました。ただ、やはり朝晩はまだ冷え込むので、体調を崩さないように気を付けたいと思います。                        

写真1:天坛公园

写真2:中国人の友人と一緒に、天壇公園に行きました。天壇公園は、歴代の皇帝が天に五穀豊穣を祈念した場所であり、世界遺産にも登録されています。