第10回目 6月の活動 学習とインタビュー
中国語の学習
今月も引き続きHSK6級レベルの中国語を学習しています。相変わらず知らない単語が多々ありますが、問題集や過去問を解くことで、少しづつ語彙が増えてきたように感じます。
より多くの問題を解くことにより、だんだんと問題の傾向をつかむことができるようになりました。頻繁に出てくる定型文の誤りや語彙の誤りなどをすぐに気づけるようになり、以前よりもスムーズに問題が解けるようになってきました。
本番の試験では、限られた時間の中で多くの問題を解かなければなりません。これまでは、じっくり時間をかけて正確に問題を解くことを優先していましたが、今後はより時間を意識して、早く正確に問題が解けるように練習していきたいです。
学部の授業の受講
今月下旬には、学部の授業はすべて終わり、早いところではすでに期末テストが実施されました。一般的には、7月の上旬に期末テストがあるので、今月末は特にテスト勉強で忙しかったです。
テスト勉強には、非常に多くの時間を費やしました。普段の授業の内容も完全に聞き取れているわけではないので、特に講義で使用されたパワーポイントなどを細かく見直しました。また、専門的な理論などは中国語だけでなく、一度自分で日本語に訳すことで、それに対する理解度を向上させることができたと思います。私が履修している授業のうちの1科目は、すでに期末テストが実施されました。事前に出題形式などを開示されていなかったので非常に不安でしたが、しっかりと勉強をした成果を出すことができたと思います。
まだその他の授業は期末テストが終わっていないので、このまま引き続き気を抜くことなくやり遂げたいと思います。
インタビュー
知り合いの中国人の方々に対して、島根県の観光に関するインタビューを実施しました。以前のレポートでも記載した通り、島根県は全く認知されていないのが現状です。そこで今回は、先に島根県の有名な観光スポットや魅力を紹介したうえで、具体的に何が改善されれば実際に訪れたいと思うのかについて聞いてみました。
まず初めに、島根県の有名な観光地などを紹介したところ、全員がぜひ一度島根県を訪れてみたいと言ってくれました。しかし、海外旅行をするうえでやはり気になるのは、時間とコストだとわかりました。島根県は自然豊かで魅力的な観光地が多くあるが、海外から訪れるには不便だという意見がほとんどでした。海外から日本に来るための移動時間だけで、ほぼ1日費やすのにもかかわらず、国際便が多く発着する大阪から島根県までの移動にも時間がかかるため、日本旅行がほぼ移動で終わってしまうという意見がありました。これに関連して、もし島根県を訪れるとしたら、移動時間を考慮してある程度の日数を確保しなければならず、それに伴い交通費や宿泊費もかさむため、コストの面についても心配だという意見もありました。
今回のインタビュー結果から、島根県により多くの観光客を誘致するうえで、交通の便の改善が最も重要なことの一つであると改めてわかりました。大阪などの主要都市から島根県にアクセスし易くなれば、日本国内の観光客はもちろんのこと、海外からの観光客もさらに増やすことができるのではないかと考えます。また、特に中国ではネットが規制されている関係で、情報を得られる機会が比較的少ないので、今後は中国国内向けの工夫した情報発信方法を模索していきたいです。
今月に入ってからはすでに本格的な夏が到来したかのように非常に暑かったです。ほぼ毎日、日中の気温が38℃、39℃前後であり、少し外に出ただけですぐに汗をかくほどでした。6月の時点で、この気温なので、7月は今よりも更に暑くなるのかと思うと、少し気が重いですが暑さに負けず引き続き頑張りたいと思います。
※今月は、学校の行事で「春遊(春の遠足)」がありました。学校からバスで約5時間のところにある「百花山」という山に行き山登りをしました。当日の天気は快晴で、気温が非常に高く、登頂するのに4時間以上かかりました。登山中は辛かったですが、頂上の景色は非常にきれいでした。写真1は登山口にあった「百花山」の看板です。写真2は「百花山」の頂上の景色です。
写真1~2 「百花山」の看板と頂上からの景色