第5回目 1月の活動 KKNの実践活動
先月に引き続き、KKN(Kuliah Kerja Nyata:実践活動授業)での1月の活動について一つ一つ紹介していきたいと思います。
1.村での週に一度の清掃活動
週に一度「Jumat Bersih(金曜清掃)」として、道路のゴミ拾いや草刈り、プール清掃、建設途中のスポーツセンターの小さな瓦礫の撤去などの清掃活動を行いました。
プールや道路の清掃活動を行ったのですが、数日後に訪れた際にまたゴミが溜まっていました。このことから、村の人々にとってゴミのポイ捨ては当たり前のようです。そこで、ゴミ箱を作り、設置することになったりました。しかし、仮にゴミ箱を設置したとしても、そこにきちんと捨てるか、またゴミ箱に溜まったゴミをどう処理するかが今後の課題です。また、2月のKKN活動では日本語授業中学校でを開催します。生徒の皆さんに日本という国を知ってもらえるように、少しでも印象に残るような授業を目指します。
2.養殖場や農園、歴史的墓地への訪問とインタビュー
養鶏場や魚の養殖場、パイナップル農園、歴史的墓地などを訪問しインタビューを行ないました。この情報から観光村プロフィールを作成します。
歴史的墓地のインタビューを行った際に、スラウェシ島の歴史を調べる機会がありました。資料を見ると1800年ごろの出来事が記されていましたがそれ以前がありませんでした。インドネシアの友人から聞いたのですが、インドネシア人はあまり歴史に興味がないようで、教科書はほぼ文字ばかりで、美術館や博物館も少ないようです。インドネシアは島も多く、植民地時代もあり、インドネシア語はインドネシアの共通語のようなもので、各地域にはそれぞれの言語が存在し、多民族国家です。このことから、インドネシアのすべての過去を遡るのは容易ではないと感じました。
写真:とうもろこし農家の方とのインタビューの様子
3.小中学校での授業を開催
小学校で健康促進のための「牛乳」に関する授業を開催し、牛乳の歌を歌ったり、牛乳の効果などを紹介しました。
中学校では「薬物の危険」、「学習方法」に関する授業を開催しました。
授業途中でクイズを出したり歌を歌ったりして、子供達と交流しました。この学校では美術や音楽の授業がなかったり、宗教の授業があったり日本と教育が異なるところが印象的でした。
写真:中学校での記念写真
4.献血イベントの開催
病院の目の前にあるスルニ海岸の大きな公園で献血イベントを開催しました。同じグループのメンバーや通行人の方々、軍人の方々など参加人数は52人でした。インドネシアにも日本と同じように献血センターはあるようです。今回のイベントでは、私は貧血だったため参加することができませんでしたが、マカッサルに戻ったらリベンジしたいです。
写真:献血イベントの様子
まずはKKN活動をやりきります。
その後は新学期が始まるため授業に専念し、メインキャンパスであるtamalanleでのイベントやマカッサルでのイベントに積極的に参加していきたいです。