留学先での授業が始まり、マカッサルの隣の市にあるPamukkuluダムを見学しました。
インドネシアの道路やビルを建設し、このダムにも携わっているWIKAという企業に急遽見学のお許しをいただき、Pamukkuluダムの仕組みを学んだり、その他質問をさせて頂いたり、社員の方々と共にダムの下まで降りました。
ダム建設には大きな面積を必要とするため、住民の理解と行政の意思を両方尊重しなければいけないので、このダムは完成日が2年ほど延長したようです。

インドネシアの工事現場を間近で見ることができ、WIKAの方々とお話をする事もできました。今回は友人の紹介で見学させてもらい、次回はBili-biliダムに行く予定です。土木工学科を専攻したことで、このようなチャンスを得られ、最初のつながりを作ることができて良かったです。
ちなみに、インドネシアでは土木や建設は給与面から人気の業界のようです。

 

 20231004101833721b74fb83b[1]
写真:PAMUKKULUダムでの記念撮影

他には、担当の先生のご親族のお葬式や、お知り合いの出産祝いに参加しました。
式は外に椅子を並べ、団地の一角で行われ、ご飯はバイキング形式で、参加した方々はご飯を食べたり、お葬式では開始まで会話をしたり明るい雰囲気でした。
お悔やみのメッセージが書かれた、人の身長よりも大きなカラフルなボードがいくつも道に立てかけられていました。

活動目標のこども食堂の実現に向けて、インドネシアの冠婚葬祭のように屋外なら誰でも参加しやすくなるのではと思いました。
それまで、ボランティア活動やそのような活動に興味がある学生を集めたり、開催費を見積ったりする予定です。

 

20231004101845355a3f02375[1] 
写真:出産祝いでの料理

大学では3つの授業と2つの実験を履修しています。実験室の数や質に日本の在籍大学との違いを感じており、それはその大学や地域の技術レベルを体現しているのではないかと考えています。
今後も授業がない日もできる限り学校や友達に会い、話す機会を作り、KKNに参加できるようインドネシア語の勉強を頑張っていきたいです。

マカッサルは日中は外に出るのが億劫になる程暑いため、時間の使い方には気をつけたいと思います。

 

20231004101855956b0d6620f[1] 
写真:友人とバトミントン