第4回目 12月の活動 KKNの活動開始
留学中の目標の一つであるKKN(※)の活動が始まりました。※実践活動授業(Kuliah Kerja Nyata)の略称
12/28から始まり、村で10人程の学生と同じ家で暮らしながら、その地域で奉仕作業を行います。私たちのグループはBantaengのPattalassangという村で45日間生活します。
村に到着した翌日に、村長さんやその他二件のお家にご挨拶に伺いました。外国人がKKNに参加することは滅多にないようで、みなさんに暖かく迎えていただきました。
まだ、活動が始まったばかりなので、12月は村の散策がほとんどになりそうです。3日目は、村の皆さんと海岸へ行き、ビーチで魚のBBQをしたり、海でバナナボートに乗ったりしました。また、コンビニは近くになく、市場に行くにも歩いて30分以上かかるためバイクや車が移動手段になります。
KKNの活動ではグループ活動、個人活動など複数のプログラムがあります。そこで、個人活動では村の方々に日本語や文化、料理を紹介する予定です。
私が現在生活するBantaengの家の周りには、コンビニやスーパーがないため、活動に必要になるものはマカッサルで事前に調達しました。
年の初めからKKNのセミナーがあるため、現在は村の方々とのご挨拶や交流が主です。また、地域のためにできる活動をこれからKKNグループのメンバーと模索していきます。
KKN中は精一杯村の方々、グループのみんなと向き合いたいです。インドネシアに来てすでに4ヶ月が経ち、KKNを終えたら、折り返し地点の時期になります。1日1日をより大切に過ごし、このKKNの活動を無事に成功させたいです。
写真1:村の方々との写真撮影の様子
また、12月には、Makassarから車で4時間ほどのところにあるPinrangという町へ行きました。ここは、ホームステイさせていただいている先生の実家です。
先生は9人兄弟で、実家の周りには、兄弟の家がいくつかあり、親戚の皆さんと共にご飯を食べたり、朝市で買い物をしたり、近所の結婚式を見に行ったりしました。実家の周りの家は高床式が多くあり、台所のような机がないためガスコンロが下に置いてあったり、手洗いでの洗濯だったり、Makassarとまた異なった生活様式がとても新鮮でした。
写真2:Pirangでの結婚式の様子
写真3:pete-peteの車内の様子
Pete-peteは、決まった区間の中で人を運ぶ車です。今回の乗車運賃は80円でした。バス停のような決まった停車地はないため、タクシーのように手をあげて、車に乗せてもらい、降りたい場所で「kiri ya.(左に)」と言って、車を端に停めてもらいます。車内はエアコンがなく、通常爆音のBGMが流れています。
インドネシア人の友人から現在少しずつイスラム教について教わっています。最近はお祈りのために朝四時半ごろに起きたり、ヒジャブを着用してみたりしました。
Makkasarにはお酒や豚肉を販売するお店自体少なく、食べる機会もありません。日本とは異なる宗教観に驚くこともありますが、こちらではそれが常識になるので、インドネシア人についてより深く知るヒントにもなります。4月には友人と共にラマダンにも挑戦する予定です。