島根県の伝統料理体験

昨年9月からの留学も終わりを迎え、退去の準備や帰国の準備に追われながら最終月を過ごしました。フランスでは、かつてない猛暑に襲われています。エアコンがないため、窓のシャッターを閉めて日差しを遮ったり、冷たいものを食べたりして暑さをしのぎます。島根と比べて湿度は低いのですが、日差しの強さや気温の高さが厳しく、日本の暑さとは違った厳しさがあります。私がフランスに滞在していた6月中旬までは、35度くらいが最高気温でしたが、下旬からは40度近くになる日もあり猛暑が続いているようです。

今月は、12月から通っていた日本人補習校のボランティアの最終回、島根県の伝統料理体験パーティー、リヨンの街について紹介したいと思います。

 

リヨン補習校

毎月通っていたリヨン補習校の幼稚園部のボランティアも6月で最後となりました。毎回、迷路やひらがなのプリントや工作の補助をしています。最後の日は、工作の時間にお弁当を作りました。色紙を丸めたり、巻いたりして、上手にお弁当ができました。

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補習校では、フランス語で話しかけてくる子がいたり、フランスの小さい子どもたちの文化を学んだり、フランスについて学ぶための良い機会になりました。また、補習校の先生方には、フランスの生活について教えていただくことが多く、大変お世話になりました。

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ボランティアで参加していたクラスの子どもたちと先生との記念写真を撮っていただきました。

初めて参加した頃は、子どもたちとの距離感があったように感じますが、最終回では距離も近くなり、なついてくれたように思います。また、自分の名前をひらがなで書けるようになったり、難しい工作ができるようになったり、子どもたちの成長も感じられました。

 

ぜんざいパーティー

帰国前に、仲良くなったフランス人の友人たちと出雲名物のぜんざいを作って食べるパーティーを開催しました。材料が集められるか不安でしたが、日本食スーパーやアジアンスーパーで小豆と白玉粉を手に入れることができました。

他の日本食を作ることも考えましたが、材料やレシピの難易度を考えて、ぜんざいにしました。島根の郷土料理のレシピや文化を知ってもらうために、ぜんざいを友人と一緒に作ることにしました。

あずき缶を煮詰めて、ぜんざいのもとを作りました。ぜんざいの中には、お餅より白玉の方がフランスの人たちに合うのではないかと考え、白玉を入れることにしました。白玉は、友人に作ってもらいました。フランスには、白玉のように食材を手で丸めるという習慣がないらしく、楽しそうに白玉を丸めていました。

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友人たちは白玉を作るのは初めてでしたが、上手にできました。小さい頃の粘土遊びを思い出すと話し、楽しみながら白玉を作りました。

とても暑い日だったので、冷やしぜんざいにしました。抹茶味のぜんざいも作りました。

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友人たちは、初めてぜんざいを食べたそうです。お口に合うか心配でしたが、「甘くて美味しい」、「白玉がもちもちしていて美味しい」と話していました。

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日本の味を受け入れてもらえて安心しました。また、出雲の伝統的な料理でお正月にも食べることも広められました。
フランスでも材料を買うことができるので、作ってみてほしいです。

リヨンの街

留学を終える前に、リヨンの街を巡りました。リヨン旧市街、ベルクール広場がリヨンの観光スポットです。リヨンに着いたばかりの頃、リヨンの中心地に行き、歴史を感じる建物が立ち並んでいる景色を見て感動したのを覚えています。私のお気に入りの景色は、ソーヌ川沿いとノートルダム大聖堂から見下ろす夜景です。

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友達と一緒にみたり、一人で散歩しながら眺めたり、いろんな思い出のある景色です。6月は雨が多かったのでこの景色が見られるか心配していましたが、帰国数日前に無事晴れました。留学の思い出を思い返しながら、綺麗な景色を目に焼き付けました。

リヨンの古い建物には、トラブール(Traboule)という隠し通路があります。フランス文化の授業で学びましたが、実際に見たことはありませんでした。人の住んでいるアパルトマンにあるため、目立ちにくく、通り過ぎてしまうほどひっそりと存在しています。友人と街歩きをしていたときに案内してもらい、トラブールを見ることができました。

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(トラブールは、螺旋階段、屋根付きの外廊下が特徴です。リヨンを訪れる際は、ぜひ見てみてください。)

トラブールは、リヨンの特産物である絹織物を運ぶための通路として発達したものだそうです。戦時中は、秘密裏に移動したり、武器を輸送したりするのに使われたそうです。

 

今月の活動まとめ

今月は、最終月であったため、留学期間を振り返ったり、やり残したことを実行したりする活動が多くなりました。本来は、リヨン観光局の方へのインタビューを計画していましたが、連絡が取れなかったため、実行に至りませんでした。留学生活やこの活動など、予定通りに進むことよりも、上手くいかないこと、想定外のことの方が遥かに多かったです。言葉の壁、文化の違いなどで思い通りに行動することは難しいですが、その分行動した後の達成感や成長を感じられました。

周りの友人や出会った優しい人たちに助けられて、充実した留学生活を過ごせたと思います。また、出発前の留学準備の段階でも、いろいろな方の力をたくさんお借りしました。周囲の方のお力添えにより、今回の留学を実現させることができました。留学に関わってくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。