今⽉は⼀週間のバカンスがあり、オーストリア、チェコ、ポーランドの 3 カ国に⾏ってきました。

オーストリアのウィーンでは、楽友協会でウィーンフィルハーモニーの演奏会を聴きました。⽴ち⾒席といって、ホールの⼀番後ろ(ホールによっては場所が異なるかもしれません)で⽴ったまま鑑賞する席を予約しました。座って鑑賞する席よりも安く、予約が取りやすいのが利点です。また、演奏会はドレスアップして訪れるのがマナーとなっていますが、⽴ち⾒席は学⽣も多く、ラフな服装で気をつかわずに鑑賞できることが魅⼒です。

⽴ち⾒席は⼈が多くてステージが⾒えないかもと⼼配していましたが、早めに会場に⼊ったためステージが⾒られるところを確保できました。ホールの装飾も華やかで、シャンデリアや装飾を⾒ながら演奏を聴くのは格別な体験でした。

2月写真1

チェコのプラハでは、プラハ城や St. Nicholas Church、共産主義博物館などへ⾏きました。プラハ城や教会では、ヨーロッパの伝統的な建物や芸術を鑑賞しました。プラハ城近くの美術館では、宗教画と各時代の絵画が展⽰されており、絵画を通してチェコの⽂化を学ぶことができました。

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(写真2:St. Nicholas Church です。ミルキーな⾊合いが珍しい教会でした。)

プラハにある共産主義博物館では、かつてのチェコの共産主義にまつわる歴史が写真や展⽰物とともに学べました。共産主義体制のチェコでは、すべての⼈に平等を、という理念が掲げられている⼀⽅で、実際には秘密警察によって⽣活が監視されており個⼈の⾃由が制限されました。国益を求めて重⼯業に⼒が⼊れられましたが、環境が悪くなり、それにともなって⽣活の質は落ちたそうです。⾃由を求めて市⺠が声をあげたプラハの春についての理解も深まりました。

ポーランドでは、クラクフに滞在してヴィエリチカ岩塩坑、アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館へ⾏きました。岩塩坑は、岩塩をくり抜いたところが歩けるようになっていて、壁や床に岩塩の結晶を⾒ることができます。中には塩でできた礼拝堂がありました。

ここには塩で作られたシャンデリアがあり、透明感があってとても綺麗でした。

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(写真3:ヴィエリチカ岩塩坑内の礼拝堂にあるシャンデリアです。塩とは思えないほどキラキラしていました。)

アウシュヴィッツの博物館では、ユダヤ⼈が強制収容された施設と当時の様⼦を⽬の当たりにして、凄惨な歴史を学びました。教科書や映像でも歴史を学べますが、⾃分の⽬で⾒ることでより理解が深まるのだと感じました。

⽇本では、観光といえば有名な建物や観光地へ訪れることが⼀般的ですが、海外ではダークツーリズムといい、戦争や災害などの悲しい歴史の跡へ訪れることも旅の⽬的の⼀つであるといいます。今回のバカンスでは、旅⾏のあり⽅とはなにか、「観光」として歴史を学ぶことの意味はなんなのか考えさせられました。

今⽉の活動

今⽉はアンケート調査を実施しました。島根の認知度をはかるという⽬的があるため、⽇本に興味のある⼈へ声をかけてアンケートに協⼒してもらいました。今回は、⽇本語学科の学⽣で、島根を知らなそうな学⽣にアンケートを依頼しました。協⼒者にアンケートを拡散してほしいと伝えていましたが、なかなか思うようにいかず、想定よりもかなり少ない結果しか得られませんでした。

前回のアンケート調査との相違点は、島根県を知らない⼈へ協⼒してもらうことができた点です。先⽉の活動でアンケート⽤紙に宍道湖や松江城などの画像を付け加えたため、島根の PR にもなったのではないかと感じます。

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島根についてどんなことが知りたいか、項⽬を選択して答えてもらうセクションでは、ほとんどの⼈が観光スポットやグルメについて知りたいと答えていました。島根県について情報発信するアカウントを作成して、いくつか投稿していますが、観光スポットやグルメに焦点を当てていなかったので、今後の投稿の参考にしたいと思います。また、出雲⼤社や松江城などの定番の写真(建物メインの画⾓)だけではなく、周辺の綺麗な景⾊なども合わせて伝えられれば、効果的な PR ができるのではないかと考えています。

グラフ2

今⽉のふりかえりと今後について

2 ⽉はバカンスを挟んだこともあり、活動の時間が⼗分に取れなかったように思います。残りの留学期間は 3 ヶ⽉と限られているので、時間を有効的に活⽤して、活動を進めていきたいです。来⽉もアンケート調査を継続して⾏い、⼗分な量のデータが集められるようにしたいです。留学に来てから、島根県 PR の⽬的で運⽤しているインスタグラムのアカウントの投稿が滞っているので、こちらの活動も再開して多くの⼈に投稿が⾒てもらえるように⼯夫したいと思います。

また、来⽉か再来⽉に、島根の魅⼒を伝えるアンバサダーの活動も計画しています。その様⼦も、今後のレポートでお伝えします。