第2回目 10月の活動 フランスから見る日本文化
留学2か⽉⽬の活動
⼤学
⼤学の授業も本格的に始まり、留学 2 ヶ⽉⽬を迎えました。⽇常⽣活や授業に慣れてきたのか、今⽉は 1 ヶ⽉⽬よりも短く感じました。
⼤学の授業について、紹介したいと思います。授業は⽇本の⼤学と⼤きな違いはありませんが、たまに教授がひたすら話すスタイルの授業があります。頻繁に教室が変わるので、毎回教室を確認しています。私の学部は、タバコ⼯場の跡地を改装した建物を利⽤しているため、複雑な作りになっていて教室を探すのが⼤変です。
私は、⽇本⽂化や⽇本史の授業を中⼼に履修を組んでいます。毎週楽しみにしているのが、⽇本の⾳楽史の授業です。⽇本の歌謡曲や J-pop などの⾳楽と、それを取り巻く⾳楽産業について学びます。授業中に⽇本の歌謡曲や J-pop を鑑賞して学⽣が感想を述べるのですが、「懐かしさを感じる」「⽇本らしい」といった感想が度々出てきます。フランス⼈の⽇本に対するイメージが学べる興味深い授業です。
休⽇
リヨンは、秋らしい気候になり、⾬の⽇が多くなりました。
芸術の秋なので、今⽉はオーケストラの演奏会と映画祭に⾏きました。リヨンには、「Orchestre national de Lyon(リヨン国⽴管弦楽団)」という国⽴のオーケストラがあります。私は普段、クラシックは聴かないのですが、留学中にしか⾏けないと思い、演奏会へ⾏
ってみました。オーケストラの演奏会に⾏くのは初めてだったので、緊張しながら会場へ向かいました。会場には、若い⼈の姿も⾒られ、幅広い年代の⽅に親しまれていることがわかりました。⽣で聴く演奏は、臨場感があり感動しました。

(写真1)演奏会が⾏われたホールの様⼦です。
リヨンは、映画の街として知られています。映画を発明したリュミエール兄弟ゆかりの地ということで、リヨンでは映画関連のイベントが開催されています。
私は、⽇本のアニメ映画のイベントに参加しました。『もののけ姫』『君の名は』『哀しみのベラドンナ』『パプリカ』と 1970 年台から最近の⾊々なジャンルの映画が上映されました。
映画の途中で歓声が上がったり、映画のエンドロールが流れるとみんなで拍⼿したり、⽇本以上の盛り上がりが⾒られました。有名なジブリの作品から、⽇本⼈の私も知らないようなマニアックな作品も上映されましたが、どの作品も好評でした。⽇本⽂化が受け⼊れられているところを間近で⾒られて、感銘を受けました。

(写真2)イベントが⾏われたホールの写真です。

(写真3)映画を⾒にたくさんの⼈が集まっていて、満席でした。
10 ⽉の活動を振り返って
今⽉は、⽇本の芸術がフランスでどのように受け⼊れられているのかを実際に感じることができました。これらの体験を通して、「⽇本らしさ」というのは、都会的な東京のイメージから来ているものが多いように感じました。その反⾯、⾃然や⽥舎の⾵景から、懐かしさや哀愁のイメージも持たれていることがうかがえました。
実際に島根県にも、⽇本の古き良きイメージを思い出させるような⾵景が数多く残っています。海外の⼈たちが抱く⽇本のイメージと島根県の魅⼒がうまく合わさるような PR ができたら良いのではと考えています。SNS を通じて、島根の⾵景や古くから守られてきた豊かな⾃然を発信し、視覚的な情報によって島根への興味を引き出せるよう⽬指していきたいです。
今後の活動
私の留学⽬標の⼀つに、⽇本の外から⾒た⽇本の姿を知ることがあったため、今⽉はこの⽬標を達成できてよかったです。そして、今後の情報発信の⼿がかりもつかめました。今⽉は、アンケート調査の準備も進めることができました。来⽉は、具体的な回答が集められるように、アンケート項⽬を⼯夫していきたいと考えています。より多くの⼈に回答してもらいたいので、フランス語版、英語版の作成を予定しています。










