1.スケッチの授業

ペルー在住の方に建築物の描き方について教えてもらいました。ある程度知識は持っているつもりでしたが、精度にはまだまだ上達の余地があることに気づきました。最近ではCADソフトを使うことが主流ですが、こうして手描きで描くことによって遠近法の仕組みを理解することができます。今回学んだことは大学でも使うことになると思うので、帰国した後も定期的に練習しようと思います。

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写真1,2:スケッチの授業の様子

2.建築ボランティア

ペルーのとある住宅に3日ほど滞在しました。豊かな自然が広がる素敵な場所でした。私はここでテーブルの塗装や、ピザ窯の清掃などを行いました。興味深かったのは、この家が職人の力を借りず、住人達の手で造られたことです。内装を調べてみると、床に隙間があったり、柱がわずかに傾いているなど、いくつか不備は見られましたが、手作りだから生み出せる家庭的な雰囲気はとても良いなと思いました。デジタルファブリケーションも手作りに似ているかもしれませんが、建築の自由度には限りがあります。将来デジタルファブリケーションの技術を発展させて、デジタルファブリケーションで造られたと気づかれないくらい自然な雰囲気の家を早く、安く、皆で建てられるようにしたいと思いました。

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写真3,4:滞在場所の様子

3.ペルーの人々との別れ

3ヶ月共に過ごした方々に別れを告げる時が来ました。地球の反対側、文化も全く違う場所で分からないことだらけだった中、何度も助けてもらい、多くのことを教えてもらいました。3ヶ月間色々なことを話し、一緒に映画を観て、色々なレストランに行き、山を登ったのは今でも良い思い出です。彼らがいなかったら、ペルーの文化をここまで学ぶことはできなかったと思います。3ヶ月楽しかったです。ありがとうございました。

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写真5:集合写真

4.留学の振り返り

デンマーク、トルコ、ペルーに計8ヶ月の留学を無事終えることができました。今回の留学計画は複雑になってしまったために、全て上手くいったわけではなく、失敗も何度かありました。しかし、それを自分の力で乗り越えた経験は今回の留学での自己成長に直結していると思っています。それに、8ヶ月間で出会った人々の対話を通して人生について多くのことを学びましたし、彼らとは今後も連絡を取るつもりです。留学をする前は、「隠岐で建築の民主化を実現する」という曖昧な将来の目標でしたが、この八ヶ月で色々なものを見て、より詳細な計画ができました。「隠岐の島に庭園とゲストハウス兼設計事務所を建て、誰でもできる建築を通して隠岐の活性化(林業促進や観光客の増加、工作を主とした児童知育、海外観光客との交流)を目指す」という計画です。帰国した後は、隠岐に行き、PowerpointやCadソフトを使って設計案のパース図や動画を作ろうと思います。留学の成果発表でそれらを発表できたらいいなと思っています。