第5回目 1月の活動 ペルー到着
1.パリでの他奨学生との再会
トルコを出国した後、知里さんと黄さんに会うためにパリに行きました。(金山君はまだ留学をしていませんでした。)この留学で日本人に5回しか会っていなかったので、この1日きりのパリ旅行をとても楽しみにしていました。当日、ルーブル美術館のガラスのピラミッドの前で知里さんと黄さんと彼の友人アトムと合流しました。その後は知里さんおすすめのレストランに行ったり、エッフェル塔に行ったり、時間がなくて凱旋門をダッシュで観光したりと、このメンバーじゃないと体験できないようなことができて、初めて南アメリカに行くことに不安を感じていた僕にとって貴重な1日でした。ペルー留学も無事終えることができたら、また島根で一緒に食事をしたいと思っています。

写真1:パリの橋で知里さんと黄さんとその友人と一緒に撮った写真
2.ペルー到着
スペインのマドリードから約12時間、ペルーのリマ空港に着きました。そこから更に9時間かけて夜行バスで空港からワラスに行きました。ワラスに着いて初めに驚いたのは、山の高さです。長袖だと汗をかいてしまうくらい温暖な気候なのに、山頂に雪が積もっているほどの高い山が至る所にあります。山々に囲まれた平地に、オレンジ色の屋根の家が密集しています。地球の反対側はこうなっていたのかと、息を呑む風景でした。トウモロコシ畑が多く、どの家庭も羊を飼っています。



写真2〜4:ワラスの様子
3.ペルーでのボランティア
ワラスのとある民家に泊まらせてもらい、そこでタイルの張り替えを手伝いました。セメントのようなものを床に塗って、その上にタイルを置きました。
家の内装を確認して思ったのですが、天井の床の端に隙間があったり、床が平らではなかったりと、色々と雑な箇所が見られました。天井も波板が置かれているだけで、雨漏りもしていました。貧しい街なので、使える建築資材が限られているのだと思います。私が今まで設計した建物も、今まで学んできた都市計画も、結局のところ十分な資金がなければ活かすことができません。ワラスのような街が目指すべき建築のあり方について考えてみました。最も重要なのは、持続可能な環境を作ることと、現地の文化を維持することだと思います。現地の人々は、日本に住んでいる私達よりも、一日一日を大切に、豊かに生きているように感じます。それにもっと触れて、彼らの生き方に逆行しないような改善策を考えてみたいです。

写真5:セメントを作っている様子


写真6,7:毎週水曜日と日曜日に行われるマーケット
4.フィールドワーク
ペルーでのフィールドワークを、スペイン語の学習も兼ねてスペイン語で書きました。ワラスとアドビハウスについて書かれています。
アドビという日干しレンガの一種でできた家はアドビハウスと呼ばれ、私が現地で見てみたかったものです。アドビは主に粘土と砂、わらで構成されています。成形可能で、優れた断熱性を持ち、生分解性なのでリサイクルも可能です。しかし、強度はあまり強くなく、プレートが集中しているペルーでは地震によって大きな被害を被る可能性があります。

写真8:フィールドワーク

写真9:現地にあったアドビの家
5.来月の目標
来月はボランティアとスケッチを進めるとともに、アドビハウスと現地の人々の暮らし方を参考にして住宅を設計しようと思います。










