第10回目 11月の活動 ワークショップとタフティング
学校から歩いて20分ほどのところに図書館とジムがあるのですが、そこに初めて行ってきました。ジムは、ホイスコーレの生徒であれば無料で利用することができ、図書館はCPRカード(デンマークのマイナンバーカードのようなもの)があれば誰でも利用することができます。わたしのホイスコーレがある町は、開発指定都市にえらばれていて、いたるところで工事が進められているのですが、図書館も数年前に完成したようです。中に入ると、木のぬくもりが感じられ、かつカフェのようなくつろげるスペースがたくさんありました。日本では、図書館いえば静かにしなければならないイメージがありますが、この図書館は話している人も大勢いました。また、一室がイベントスペースのようになっており、この日もピザが大量に運ばれていてパーティーの準備が進められていました。
写真1:最近の学校から見えた朝焼けです。11月中旬には雪が降っていました。
美術館でのワークショップに参加しました
学校の隣に美術館が併設されていて、そこでワークショップが開かれていたので参加してきました。美術館の中にテントが建てられていて、焚火の映像が流れているなかでワインを飲んだり、広告やオブジェなどにペイントして、ゆっくりしながらアートを楽しむといったものでした。ヒュッというデンマーク語ならではの感覚を味わった日で、非常に良かったです。また、参加していたデンマーク人の方の中に日本に興味があるといってくださった人がいたので、日本語を話したり、日本の正月やクリスマスについて話しました。お茶や和菓子が好きだとおっしゃっていたので島根の紹介ももちろんしておきました。
写真2:美術館でのワークショップの写真です。
学校の近くの教会に通い始めました
学校の近くの話ばかりで恐縮なのですが、学校から歩いて三分にある教会の日曜礼拝に11月から通い始めました。私は仏教徒で今まで教会に入ったことがなかったのですが、温かく向かい入れてくださりました。デンマークに来てからずっと思い続けていることは、歌うことがとても多いということです。毎朝の集会や、授業中、掃除中、パーティーでも歌を歌ったり、スピーカーで流したりしています。教会でも1時間のうちに7曲ほど歌います。讃美歌を歌うということはキリスト教徒において当たり前なのかもしれませんが、よく街でも聴く歌も歌っていることが一番の驚きでした。
ハロウィンパーティーがありました
11月1日にハロウィンパーティーが開かれました。今の学校は週末にしかお酒を飲んではいけない決まりになっているためです。ほとんどのパーティーはパーティー委員会が主催しています。この委員会の存在はデンマークでは普通のようで、高校でも存在していたようです。仮装パーティーだったのでみんな思い思いの恰好をしていて、かわいらしかったです。また、また、お化け屋敷も作っていて大盛り上がりでした。
タフティングにはまっています
タフティングというのは、パンチニードルが大きくなったようなものです。これに最近はまっておりまして、量産中です。日本に帰るときのスーツケースに入るかどうかわかりませんが、作り続けます。
写真3:タフティングで作ったものです。
12月はついにエフタスコーレでボランティアをしてきます。少し緊張していますが、島根や日本について少しでも魅力を伝え、かつエフタスコーレでの学びを日本に持ち帰れるように頑張ってきます。