2023年9月7日から9月8日の2日間にわたり、松江歴史館にて大交流会を開催しました。

今回は「地域への想いを語りつくそう!」をメインテーマに、コミュニティメンバーの15名の学生と支援企業3社が互いに交流しました。

まず、1日目は学生間交流を行い、アイスブレイク、留学体験報告、講演、そして、2日目に向けたプレディスカッションを行いました。

アイスブレイクは、グループ対決でペーパータワーを行いました。「計画」「実行」「評価」「改善」のサイクルを取り入れながら、いかに高くタワーを作る事が出来るか競い合い、参加者同士が打ち解けられる時間になりました。

また、本事業の派遣留学生2名からの留学体験報告を行い、その後、現代の名工による創作和菓子と御茶を嗜みながら交流し仲を深めました。

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写真:ペーパータワー完成写真

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写真:留学体験報告の様子

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写真:和菓子と御茶で一息

次に、台雲酒造合同会社の陳韋仁氏をお招きし、事業を築かれるまでの経緯や今後のビジョン等についてお話いただきました。
島根大学への留学で島根県に来てから、就職や蔵での修行を経て、日本で唯一の台湾人蔵人として今の事業を築き上げるまでのお話や、デザインやロゴなどにも込められた自国の台湾への想い、一から作り上げる酒への想いから、とても惹き込まれるご講演でした。

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写真:講演の様子

その後、2日目に向けてのプレディスカッションを行い、1日目が終了しました。

 

2日目は、支援企業を交え交流を行い、今回は、山陰クボタ水道用材株式会社山陰中央テレビジョン放送株式会社株式会社島根富士通の3社がご参加くださいました。

まず初めに参加企業から事業紹介を行ったあと、学生が1日目のディスカッションについてグループ発表を行いました。
ディスカッションテーマは、以下のテーマが各グループに与えられました。

  • 島根県で国内博覧会をするとしたらどのような博覧会を企画するか
  • 島根県の観光マーケティング戦略(島根県でもう1泊して頂くには等)
  • 地方創生における路面電車運営の可能性

各グループが短時間でまとめたとは思えない、斬新なアイデアや視点が盛り込まれ、各発表には盛大な拍手が贈られました。

  
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写真:各グループの発表の様子

グループ発表の後には、地域課題に関する興味・関心の共有のため、参加メンバーによる個人発表も行いました。

休憩後は、各テーブルごとに1社入り、グループトークを行いました。

なぜこの会社を選んだのか、文系・理系の採用について、福利厚生や就職後のキャリア、何のために働くのか等、学生から多くの質問からトークが繰り広げられ、学生は自身の就職やキャリアについても深く考える時間になりました。

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写真:グループトークの様子

参加した学生からは、2日間を通して、「同世代の方のエネルギー溢れる意見をたくさん聞くことが出来て、とても刺激を受けた」「自分の意見をアウトプットしたり、周りの学生の意見をインプットできる機会でとても楽しかった」「年1回に限らずもっと沢山開催してほしい」と感想があげられました。

交流会は対面ならではの得られる刺激もあり、学生の集約された意見やアイデアはとても素晴らしく、今回の大交流会の事例を活かしながら、今後の事業活動も拡げて参ります。

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写真:集合写真 2日間おつかれさまでした!