こんにちは!

今月も僕のレポートを読んでいただきありがとうございます。
早いもので今月が留学最終月になりますが、留学のまとめを書かせていただきます。

僕はアナリストとして日本で大学のチームに所属し、
・将来的にプロチームにスタッフとして所属すること
・スポーツアナリティクスを使い、選手をサポートする会社を作ること
を目標にしています。

今回の留学では、バスケ先進地域でありながら、アメリカとは異なりスポーツアナリストを含めた選手を取り巻く環境はまだ発展段階であるセルビアと、ドイツでコーチング学を学び、能力を向上させるために日々学んでいます。

先月は、基本的にU-14,U-15のユースチームを見ることが多かったのですが、今月はチームに所属している日本人選手がセルビアに戻ってきたこともあり、彼の所属するカテゴリーの練習にたくさん行きました。

日本人の彼は現在17歳の高校2年生なのですが、彼と同世代や彼より若い選手がバスケを学ぶためにヨーロッパや西アジアをはじめ、世界各国からチームへとやってきます。

今回の留学の中で自分も20歳と比較的若い方だという自負はあるのですが、若い選手が異国の地に単身で挑戦するというのは、すごくプレッシャーがかかり、しんどいことも多いと思いますが、一生懸命バスケに向き合っている様子を伺うことができ、すごく刺激をもらうことができました。

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写真1:ユースチームの公式試合

また、3/20~3/22にベオグラードにあるパラピオニル(バスケアリーナ)で開催された”Next Gen”というユーロリーグに所属するチームのU-18チームが参加する大会を見に行きました。

僕はまだ日本のトップレベルの高校生を直接見たことがないのですが、ヨーロッパ各国のトップレベルのチームのユースチームで活躍する彼らのレベルとバスケに対するメンタリティ、彼らを取り巻く環境にはとても驚かされました。

ベオグラードで開催された全3日間の試合を見に行ったのですが、地元開催ということもあり、セルビアから参加した3チームのファン、家族の方はもちろん、アメリカ大学バスケ・NCAAのDiv1に所属するチームのコーチやアメリカに拠点を置くスカウトの方も多く来ており、何人かお話しさせていただいたのですがセルビア代表のニコラヨキッチ選手や、スロベニア代表のルカドンチッチ選手もユーロリーグ出身の選手であり、バスケの本場であるアメリカにおいてもヨーロッパでプレーする選手の需要が高まっていることが分かりました。

昨年練習の見学に行ったアメリカ・スタンフォード大学においても多くのヨーロッパ国籍の選手が所属しており、育成年代の時からプロチームに所属し、優れた環境でプレーすることで個々の能力を伸ばすことができるのかなと思いました。

 

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写真2:試合終了後の様子

実際にトップチームのユーロリーグでの試合も見に行きました。

先月はライバルチームのKK partizan の試合を見に行きましたが、今月はKK Crvena Zvezda vs Fenerbahce の試合を見に行きました。

選手たちのプレーはフィジカルを活かしたプレーが多いのですが、一方で戦術的なアイデンティティがしっかりとチームごとに作られており、個人技を使ったペイントアタックを行いつつも、しっかりとオフボールムーブが同時に行われ、精度の高いオフェンスが展開されていることを感じることができました。

普段の練習の中では先月に引き続き複数のチームの練習を撮影し、夜に見返し翌日のコーチとのコミュニケーションに活かしていたのですが、

練習を撮影することやスクリメージにおいてスタッツを記録するという文化はあまり存在せず、できたら良いけどスタッフの数的に難しいと考えられているので、自分が撮影することは大変喜ばれました。

セルビアではアナリストとして何ができるかということを勉強しに来ていて、少し想像と現実のギャップに驚かされましたが、ここではコーチの感覚をすごく大事にする文化が根付いており、数字を含めたデータやテクノロジーにプレーの分析やフィードバックを頼る感覚が特に年配のコーチには無いのかなという印象が最初はありました。しかし、自分がコーチではなくアナリストという立場であること、動画や数字を用いて選手のサポートをしていることを話すと興味を持って話を聞いてくれるコーチや選手も多くいたので馴染みがないだけで今後アナリストとしてサポートしていくことも可能になっていくと感じました。

もう一つのハードルとしてはバスケに限らず国として、先進国と比較すると遅れている部分があるということです。

スポーツアナリティクスの分野は第一としてお金がたくさんかかる分野であると同時に、生活において必需ではない分野だと思います。そのため、学問と金銭的な余裕があるアメリカをはじめとする先進国で発展してきました。

島根県のIT技術を用いてサポートするためにも使うための環境を整える必要があるということも感じました。

 

留学を終えて

正直な話高校生の頃海外に出てみたいという気持ちはありつつも、実際に海外に出られるとは思っていませんでした。

今回の留学も親を含めたくさんの人の理解と支えがあったからだと思います。

本当にありがとうございました。

留学は日本に帰ってくることを前提にして海外に行くことで、そのため留学期間と同じくらいバスケや学業だけでなく、人として帰国してからどのように行動するのかということが大切だと思います。

普通に生活しているだけじゃ会えない人にも会えて、経験もできて素晴らしい時間になったからこそ次に挑戦する人のお手本になれるような残り二年間の大学生活にするため頑張っていこうと思います。

ヨーロッパ各国で会った皆さん、日本で支えてくれた皆さん本当にありがとうございました!!

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