レスター大学で医療英語プログラムに参加するとともに、フィールドワークを行いました。

レスター大学では、月曜日から金曜日に授業がありました。水曜日と金曜日は午前中授業で、午後は自由時間でした。
主な授業内容としては、1.イギリスでのヘルスケア 2.医療面接 3.ポスタープロジェクト 4.ゲストレクチャー 5.施設訪問などがありました。

1.のイギリスでのヘルスケアの授業では、イギリスの医療の中心機関であるNHSやGP制度について学びました。そして、それらの制度の概要や、メリット・デメリットについて知りました。
イギリスの医療制度について詳しく知ることが出来、実践的な授業や発表の機会が多くあったため、より実践的な力を伸ばすことが出来たと思います。
また、英語での授業ということもあり、理解するのが難しいところもありましたが、分からないところは他の生徒や先生に聞いて、理解できるように努力しました。英語の力は出発前と比べて伸ばすことが出来たのではないかなと思います。

2.の医療面接では、患者と接するときに重要なことや実際に問診の時に聞かなければならないことについて学び、医療面接の練習を生徒同士で行い、最終授業では、医療面接の試験がありました。

3.のポスタープロジェクトでは、2〜3人ごとに同じテーマで探究をし、一人一枚ポスターを作って発表するというものでした。私は、肝硬変をテーマに探究をして、肝硬変の治療法と予防法についてのポスターを作りました。

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写真:発表の様子

4.のゲストレクチャーは、ゲストの方が来て、さまざまなテーマでレクチャーが行われ、それを聞いて質問をするというものでした。
また、5.の施設訪問では、レスター内の病院に訪問したり、手術室の見学や大学病院での医療体験などを行いました。

 

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写真:実習先にて

イギリスについて次の日からすぐに授業が始まったため、慌ただしくて生活に慣れるのに何日かかかりましたが、レスター大学での生活は他の大学から来ている日本人や海外から来ている生徒と交流できて、いろいろな話ができてとても楽しかったです。授業で学ぶこともたくさんあって、すごく充実した3週間でした。

今後の課題としては、留学を通して、自分の語学力をもっと伸ばしたいという気持ちが強くなったので、英語の学習を続けて、特に話す力を伸ばすために努力したいと思いました。

レスター大学での医療英語プログラムが終わり、フィールドワークでは、レスター内の病院で働いておられた看護師の方と、レスター大学の医学生にインタビューをしました。
看護師の方のお話で、実際に働いておられた当時の話やイギリスの医療制度について、自分が気になっていたことについても、より詳しく聴くことが出来ました。
フィールドワークでのインタビュー内容をまとめ、学んだことについて自分でどう思ったかということについても考えていきたいです。

 

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写真:インタビューした方たちと

今回の留学で、イギリスの医療制度について詳しく知り、イギリスと日本の医療制度の違いについても知ることが出来ました。それぞれにメリットとデメリットがあることを知った上で、島根の医療に自分がどう貢献していけるのかをこれからも考えていきたいと思いました。また、これから在籍する大学でより専門的なことを学んでいく中で、自分の将来の働き方についても考えていきたいと思います。

約1ヶ月の留学でしたが、実感としてはあっという間でした。でもとても楽しくて充実した日々でした。フィールドワークも、イギリス観光もとても楽しかったです。

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