1月25日(火),当協議会主催によるオンラインセミナーを開催しました。このオンラインセミナーでは,ハバタク株式会社代表取締役の丑田俊輔氏を招き,「遊びと学びとまちづくり」をテーマとし,地域を活性化させるための多岐にわたるプロジェクトについてお話頂きました。

 大学での講義から起業へ進んだきっかけのお話から始まり,地域が豊かになりつながりの資本が蓄積され中長期的に育っていくという「地域のつながりの資本(社会関係資本)」のお話や,「世界中が学びの舞台になってほしい」という思いから生まれた各事業についてご説明頂きました。

 主なプロジェクトの一つとして,エリアにとらわれることなくコミュニティで資金を出し合って運営するシェアビレッジでは,年会費を「年貢」,メンバーを「村民」というキーワードに例え,全国から村民を集め1つの町村を作られたこと,集まった800人の村民と地域の人々が繋がる行事(里帰,一揆,寄合,助太刀)を開きながらコモンズ(共有資源)を持つことについて説明されました。

 また,520年続いている朝市では出店数も減っている事が課題となっていましたが,丑田氏の参入により,多世代・多種多様な挑戦が生まれる市場として新たに生まれかわり,起業に挑戦したい若者やシェアビレッジの村民が参加したりと,3000~4000人の人が買いにくる市場にだんだんとなっていったこと,学校を地域の人達と作り上げていくプロジェクト等もお話頂きました。

 そして現在進めているプロジェクトでは,地域の森林資源を切り出し,デジタル加工機で自分たちで設計し建てる「集落」をご紹介頂きました。低コストで出来,住みたい家が自分で作ることが出来るようになり,田舎に移住したい際の選択肢が広がるというものです。

 今回のセミナーでは,人口を増やす等社会課題の解決に取り組む前提として,本気の遊び心,わくわくする気持ちが全ての起点になる事で,プロジェクトを長く続けていくことが出来るのではないか,という話を頂きました。丑田氏の柔軟な視点や地域住民を巻き込んだ形での事業のお話は,様々な観点から地域を考えること,広い視野を持つことの重要性について,学生も行政側も考えさせられる講演となりました。

 当協議会は,今後も様々な機会を利用して,島根県の産業活性と,地域社会に貢献したいと情熱のある学生を支援して参ります。

 

ハバタク株式会社
https://www.habataku.co.jp/

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